株式投資で大きく儲けるための一つの投資方法として「成長株投資」が挙げられます。今回は、成長株のおすすめの見つけ方・探し方・スクリーニング・投資方法について解説します。
成長株とは
そもそも、成長株って何?
株式投資で代表的な投資方法として
- 成長株(グロース株)投資
- 割安株(バリュー株)投資
があります。
成長株とは
売上や利益が伸びて、会社の成長が期待できる、株価が急上昇している株のこと
成長株(グロース株)投資とは
成長株に投資して、株価の上昇に乗っかる投資方法のこと
割安株とは
企業の売上・利益から見る実力よりも、株式市場で低く評価されている株のこと
割安株(バリュー株)投資
割安株に投資して、市場の評価が実力に追いつくまで気長に待つ投資方法のこと
を言います。
成長株の例
エムスリー
医療マーケティングの会社です。
2005年では、6億程度の時価総額でしたが、2021年では、4.9兆円の時価総額に成長した成長株です。
神戸物産
業務スーパーを展開している会社です。
2006年では、400億程度の時価総額でしたが、2021年では、1.1兆円の時価総額に成長した成長株です。
成長株投資のメリット
1.株価が何倍、何十倍にもなる期待ができる
成長株投資は、株価が何倍、何十倍と大きくなることが期待できる投資です。
最近では「テンバガー」という株価が10倍以上になった下部、10倍以上になる可能性がある株を狙う投資も流行ってしますが、成長株投資では、10倍どころか、100倍以上の株価の倍増も期待できるメリットがあります。「伸びしろ」が大きいのです。
とくに成長株の成長する初期の段階で投資できれば、資産の拡大効率は高く、少額投資の投資家であっても、資産を億単位まで一気に拡大することができる可能性があるのです。
安定した時価総額の大きい大企業に投資する場合、株価は10倍、100倍になることはなく、上手く行っても、110%、120%止まりなのです。
2.上昇トレンドに乗っかる順張りなので勝率が高い
成長株投資は、上昇トレンドで上昇曲線を描いている株に投資することがほとんどです。
そのため、上昇トレンドに乗っかる投資である「順張り」が基本となるため、相場が大崩れしない限りは、勝てる分、高い勝率を期待できる投資となります。
逆に、割安株投資は、企業の実力よりも株価が下がったところで買うことが多い「逆張り」が基本となるため、そのまま株価が下がり続けてしまうことも多く、勝率は低いトレード方法となります。
高い勝率が期待できる順張りであることが、初心者投資家でも安心してトレードできるメリットとなっています。
3.購入資金が安く買える
例えば、キーエンス(6861)の株を買おうとしたら
株価:69,190円
売買単位:100株
ですから、6,911,900円の資金がないと株を購入することができません。
大企業の株は、すでに高くなってしまっていることが多く、大企業株を最小単位で買おうとしても、数百万円の資金が必要なケースが少なくなりのです。
しかし、成長株であれば、安い株価の銘柄であれば20万円~30万円で購入することができます。
少額資金の投資家であっても、購入しやすいのが成長株の大きなメリットと言えます。
4.損切がしやすい
基本的に、成長株投資は上昇トレンドに乗っかる投資です。
そのため、成長が安定していれば、大きな株価の下落は発生しにくいのです。
にもかかわらず「株価が10%以上、下落した」という事態が起これば、成長に著しく問題が起こっているとも言い換えられます。
損切ラインをしっかり決めて運用しやすい投資方法なのです。
成長株投資のデメリット
1.配当金がない(配当金が少額)
成長株の売りは「できるだけ早く事業規模を拡大し、時価総額を増やすこと」です。
投資家も、「配当利回りや株主優待などの年率数%のメリット」ではなく、「株価を倍増させること」を望んでいるため、「配当に回すお金があれば事業に投資して欲しい」と考えるため、成長株の企業は、配当をしない(配当が少額)、株主優待をしないことが一般的です。
配当や優待による資産運用という投資は不向きなのです。
保有しているだけではほぼメリットがなく、株価が上昇してはじめて意味が出てくるのが成長株となります。
2.株価が急落する可能性がある
成長株は、今後の成長を期待して投資をする投資先です。
そのため、市場も未成熟であり、サービスや企業体制も、未成熟な企業が少なくありません。
多くの投資家が今後の成長に期待して投資している分、計画が崩れてしまう、何らかの障害にぶち当たってしまうと、多くの投資家が一気に見限ることも少なくありません。大手の参入や内部のゴタゴタ、事件、経営方針の転換など、ネガティブなトピックへの反応が速い特徴があります。
多くの投資家が一斉に「将来に期待できない」と判断するということは、そこで売りが殺到し、株価が急落してしまうのです。
未成熟な株・企業だからこそ、何倍、何十倍の成長を狙える反面、逆に一気に株価が急落するリスクもあるのです。
3.株価が企業の実力に対して割高
成長株の株価は、企業の実力に「+α」の期待値が乗っかった価格となっています。
そのため、株式投資で重視されるような指標
- PER
- PBR
- 自己資本比率
・・・
などは、総じて悪い水準です。
PERは15倍以下が適正と言われているなか、成長株のPERは、50倍、100倍も、珍しくありません。
株価の割安度合い・実力を測る指標などは、成長株投資では機能しないのです。
4.成果が出るまでに時間がかかる
成長株と言っても、実際に企業が成長し、多くの投資家の目につく状態になり、株価が上昇するまでには、相当な時間を用意します。
半年~1年で急成長し、株価が倍増する企業もあれば、5年~10年という長期スパンで着実に実力をつけて株価を上げてくる企業もあるのです。
株価が伸びるまでは、5年~10年というスパンで株を保有する必要が出てくるのです。短期売買で稼ぐというトレードではないので注意が必要です。
成長株の見つけ方・スクリーニング条件
筆者がおすすめする成長株のスクリーニング(検索)条件は
- 時価総額3,000憶未満
- 1日の出来高が5万以上
- EPSが前年同期比でプラスが続いている
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
- 赤字でない
- 200日移動平均線が右肩上がり
- ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっている
があります。
一つ一つ理由を
1.時価総額3,000憶未満
成長株であれば、何でもいいのかというとそうではありません。もうすでに大企業になってしまった、時価総額の高い成長株は、ここからの伸びしろが小さく、小型株のように10倍、100倍という株価の上昇は見込めないからです。
- 大型株:時価総額3,000億円以上
- 中型株:時価総額500億円以上、3,000憶円未満
- 小型株:時価総額500億円未満
ですから、狙うべきは「中型株・小型株の成長株」なのです。
株価の倍増を狙っている方は、小型株の500億円未満を前提に成長株を探すことをおすすめします。
2.1日の出来高が5万以上
小型株・中型株をメインにスクリーニングしようとすると、1日の売買が活発でない銘柄も自然と選択肢に入ってきます。
しかし、1日5万株未満の出来高の銘柄には注意が必要です。
流動性が極端に低いため
- 買いたいときに買えない
- 売りたいときに売れない
可能性が高いのです。
どんなに小型株・中型株であっても、成長株のサインが出ていれば、ある程度の投資家には見つかっているため、1日5万株以上の出来高がある銘柄がほとんどです。
流動性の低い1日の出来高が5万株に満たない銘柄は、成長株のリストから外しておく必要があります
3.EPSが前年同期比でプラスが続いている
EPSとは
「1株当たりの当期純利益」を計算する指標のこと
EPS(1株あたり純利益) = 当期純利益 / 発行済株式数
で計算されます。
なぜ、EPS(1株あたり純利益)を重視するの?
上場している企業の目的は「利益を出すこと」です。
とくに成長株の場合、株主還元をしないので利益が大きければ大きいほど
→ 利益剰余金で積極的な投資ができて、さらに企業が成長する
ことを意味します。
つまり、
EPS(1株あたり純利益)が高い企業の株は、今後の成長が見込めるため、多くの投資家が集まる( ≒ 株価が上がる)可能性が高い
と判断できるのです。
1期だけ瞬間的にEPSが大きくても意味がありません。
そこで
EPSが前年同期比でプラスが続いている銘柄(毎年、EPSが増えている銘柄)に投資をすれば、今後も、EPSが上がり続けるにつれて、株価が上がる可能性が高い
と考えるのです。
4.売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
成長株でEPS(1株あたり純利益)が高ければ、利益分を次の投資に回せることを意味しています。
普通の企業であれば、EPSが大きければ大きいほど、積極的な投資ができて、その分、売上が上がるはずなのです。
EPSが伸び続けているのに、売上が伸びていない銘柄というのは、異常な状況であり、投資に失敗している、投資しても売上が伸びないビジネスモデルになっている、競合他社が強くなっているため投資しても現状維持にしかなっていない可能性が出てくるのです。
これらの銘柄をはじくために
売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
という条件を入れるのです。
- EPSが前年同期比で伸び続けている かつ 売上高が前年同期比で伸び続けている
という銘柄であれば
- 利益が出ていて、その利益を投資に回しながら、売上・利益を伸ばし続けられている
ことを意味するため
利益を出せるビジネスモデルが確立されていて、今後も成長し続ける可能性が高いと判断できるのです。
5.赤字でない
ベンチャー企業の中では、研究開発や広告宣伝費に費用がかさみ、赤字が続いている上場企業も少なくありません。商品ができた時、一定以上の知名度が作れた時に爆発する可能性はあるのですが、確率としてはかなり低いものです。
成長株の投資は、イチかバチかの投資をする必要性はなく、「黒字でかつ成長している企業に乗っかるだけ」でいいのですから、あえて難易度の高い赤字の企業に投資をする必要性はないのです。
赤字企業は除きます。
6.200日移動平均線が右肩上がり
「株価の200日移動平均線が右肩上がりになっているかどうか?」で、株価の上昇傾向をチェックします。
移動平均線とは
一定期間の株価の平均値を毎日新しいほうへ移動しながら算出し、その値をつないだ線のこと
200日移動平均線とは
200日、約1年の終値の平均値をつないだ線のこと
を言います。
1年の終値の平均値が上昇しているか、横ばいか、下降しているかで
- 200日移動平均線が右肩上がり → 長期のトレンドは上昇
- 200日移動平均線が横ばい → 長期のトレンドは横ばい
- 200日移動平均線が右肩下がり → 長期のトレンドは下降
ということがわかります。
200日移動平均線が右肩上がりになっている銘柄を選ぶ
必要があります。
EPSや売上・利益が伸び続けている銘柄の場合、200日移動平均線が右肩上がりになっているのが一般的ですが、EPSや売上・利益が伸び続けているのにも関わらず、株価が上昇していない(=200日移動平均線が右肩上がりになっていない)ということは、気づいていないマイナス点があり、投資家から敬遠されている可能性があります。
200日移動平均線が右肩上がりになっていない場合は、200日移動平均線が右肩上がりになってから投資すれば良いので、候補銘柄として定期的にチェックしておくと良いでしょう。完全に投資対象から外すものではありません。
7.ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっている
ボリンジャーバンドとは
価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まるという統計学を表したもの
を言います。
±1σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差
±2σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 2
±3σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 3
- ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率:約68.3%
- ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率:約95.4%
- ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率:約99.7%
を表します。
株価の実勢レートがボリンジャーバンドの±2σを超えているということは、4.6%の確率であり、すぐに±2σの範囲内に戻ってきます。
ということは
ボリンジャーバンドの±2σを超えている時に株を購入するのは辞めて、ボリンジャーバンドの±2σ以内に収まってから購入する方が良い
ということが言えます。
ボリンジャーバンドは、直近のエントリータイミングを探るために利用します。
まとめ
- 時価総額3,000憶未満
- 1日の出来高が5万以上
- EPSが前年同期比でプラスが続いている
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
- 赤字でない
- 200日移動平均線が右肩上がり
- ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっている
という条件の銘柄を見つけることができれば
その銘柄は成長株として、今後株価が倍増する可能性が高いと判断できます。
成長株の探し方・投資方法
手順1.成長株の有力候補を見つける
前述した条件
- 時価総額3,000憶未満
- 1日の出来高が5万以上
- EPSが前年同期比でプラスが続いている
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
- 赤字でない
- 200日移動平均線が右肩上がり
- ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっている
で絞り込む前に候補の銘柄を探す必要があります。
四季報やYahoo!ファイナンスの掲示板、有名投資家のブログ、ツイッターなど、様々な方法で候補を洗い出すことが可能です。
その中でも、見つけやすいおすすめの方法は「株探」です。
株探/銘柄探検
ファンダメンタルズのところには
今期【最高益更新】銘柄
- 最高益を見込む【増益率】ベスト100
- 【連続最高益】銘柄リスト
- 最高益“大復活”銘柄リスト
というリンクが設定されています。
成長株を探す上で重要度の高い
- EPSが前年同期比でプラスが続いている
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている
という条件は「最高益」「連続最高益」の銘柄に該当する可能性が高いのです。
経常利益の最高益更新【連続期数】ランキング
ここに記載されているリストが成長株の有力候補となります。有料のプレミアム会員であれば「時価総額別」のランキングが見れるため、より絞込がしやすくなります。
手順2.成長株の有力候補のスクリーニング条件をチェックする
成長株の有力候補が見つかったら、片っ端から「前述した条件に合致しているか?」のチェックを行います。
調べる方法は、どのような方法でも構いませんが、株探をそのまま使う場合は下記のようになります。
1.時価総額3,000憶未満をチェックする
前述した株探索の「最高益更新【連続期数】ランキング」では「コード」にマウスオーバーすると、時価総額が表示されます。
ニトリHD(9843)
- 時価総額:2兆3,827億 → NG
ラクーンHD(3031)
- 時価総額:324億円 → OK
2.EPSが前年同期比でプラスをチェックする
銘柄をクリックするとその銘柄の詳細ページに行きます。「決算」をクリックするとEPS(修正1株益)が表示されています。
ラクーンHD(3031)
修正1株益は
- 16.1円
- 21.1円
- 23.7円
- 36.8円
- 43.7円
- 前年同期比で伸び続けている → OK
合わせて、「赤字でないかどうか?」をチェックします。修正1株益がプラスであれば、黒字ということになります。
3.売上高が前年同期比で10%以上の増加をチェックする
同じく「決算」の「成長性」をクリックすると、売上推移が表示されます。
ラクーンHD(3031)
売上の前年比は
連2015.04:6.4%増
連2016.04:8.4%増
連2017.04:5.8%増
連2018.04:7.9%増
連2019.04:17.0%増
連2020.04:16.7%増
連2021.04:25.5%増
連 予 2022.04:21.4%増
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている → OK
合わせて、3ヵ月決算【実績】で「成長性」をチェックすると四半期売上推移が表示されるため、直近の状況を把握することができます。こちらも、合わせてチェックしておきましょう。
4.チャートをチェックする
株探のチャートをチェックします。
1日の出来高が5万株以上のチェック
出来高の棒グラフが5万株より上にあるかどうかをチェックします。
- 平均して5万株を超えている → OK
ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっているか?のチェック
指標の「ボリンジャーバンド」をチェックするとボリンジャーバンドが表示されます。
- ±2σを超えていない → OK
200日移動平均線が上向きかどうか?のチェック
指標の「25日線・75日線・200日線」をチェックすると200日移動平均線が表示されます。
- ギリギリ上向き → OK
手順3.生き残った成長株の候補銘柄のビジネスモデルや投資家の声をチェックする
銘柄の情報を四季報でチェックする
証券会社のウェブサイトの四季報データで、ビジネスモデルなどを再度把握します。
ラクーンHD(3031)の場合は
【特色】衣料・雑貨の企業間電子商取引『スーパーデリバリー』運営。掛け売り決済代行、売掛債権保証も
出典:SBI証券
【連結事業】EC62(42)、フィナンシャル38(28) <21・4>
【続 伸】ECはマスク・除菌グッズ特需は剥落。ただコロナ対応でのメーカーや小売店の卸売り・仕入れ業務非対面化なお追い風。売掛債権保証は与信費用低水準。通期では営業益続伸。配当性向45~50%メド。
【施 策】ECは海外拡大へ。台湾は品目・表示言語・決済用通貨の現地最適化、物流の利便性向上が効く。ネット完結型売掛債権保証は金融機関と提携進捗が奏功。
とあります。
ここからは個人の判断ですが、今後の成長余地を判断します。
四季報以外にも、アナリストの評価、Yahoo!ファイナンスの掲示板やIR情報(企業説明会資料)などに目を通します。
SBI証券(モーニングスター社)の分析レポート
22年4月期の連結業績予想は、売上高53億円(前期比21.4%増)、営業利益14.3億~15.3億円(同19.5%増~27.9%増)で、高成長が続く見通しだ。オンライン化の進展が同社サービスの利用拡大につながっている。8月には、ラクーンレントがいえらぶGROUPと提携するなど、積極的なサービス拡充にも取り組む。今後の成長性を踏まえ、投資判断は「強気」とする。(2021年9月9日更新)
出典:SBI証券
Yahoo!ファイナンスの掲示板
手順4.すべての情報を勘案して、成長株に投資する
前述したラクーンHD(3031)の場合
- 時価総額3,000憶未満 → ◎
- 1日の出来高が5万以上 → ◎
- EPSが前年同期比でプラスが続いている → ◎
- 売上高が前年同期比で10%以上の増加が続いている →○直近四半期の前年同期比で+4.6%と10%を切る
- 赤字でない → ◎
- 200日移動平均線が右肩上がり → △直近の数字が落ち込み
- ボリンジャーバンドが2σ以内に収まっている → ◎
- アナリスト → ◎強気
- 掲示板 → ◎強気
- ビジネスモデル → ○今後もECが主力になるが、コロナが終わってどれだけECが落ち込むか?
ここからの判断は、各投資家次第ですが
筆者の考えでは
成長株としての条件はある程度満たしているものの、直近の大きな下げは、コロナ特需が終わった後の業績の悪化(2021/071Q)で直近の数値の見た目が悪くなっているのが原因と思われます。しかし、2期前と比較すると着実に業績は伸びています。
成長株投資は、あくまでも「順張り」です。この銘柄は一旦落ち込んでいますが、今後上がる可能性も高いとは思われますが、現状は下降トレンドになっているため、投資はしません。一旦「保留」して、2Qの決算、株価が再上昇に転じる段階で、「順張り」でトレードすると判断します。
上記のような流れで、株価が10倍、100倍になる成長株を探しましょう。